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2009.03.02

東本願寺御影堂修復工事と渉成園

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2008.11.26、ある方のお宅から拝見した夕日を浴びる京都市下京区の渉成園(しょうせいえん)枳殻邸(きこくてい)です。
渉成園は東本願寺の別邸で回遊式庭園は石川丈山(1583-1672)の作庭とのことです。
1891年5月10日(大津事件の前日)には後にロシア皇帝となるニコライ2世が訪れました。

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お庭の池「印月池(いんげつち)」は1897年完成の本願寺水道によって琵琶湖の水が引かれています。
「火出し本願寺」と揶揄される東本願寺は江戸時代に四度も焼失した歴史があるため、
明治の東本願寺再建ではこのように運河から安定した水を確保したりと、火事から寺を守る様々な工夫がされています。

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左に1865年頃再建の漱枕居(そうちんきょ)が見えます。
名の由来は「流れに(くちすす)ぎ石にす」という山林での生活を意味する語からきています。
これを言い間違ったのが「石に漱ぎ流れに枕す」という故事成語ですね。
こちらは石で歯を磨いて流れで耳を洗うという意味で、つまり屁理屈ですね。
夏目漱石の「漱石」(石で漱ぐ)の名はこの故事成語に由来するのでしょう。

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東本願寺方面。こちらでは2004年3月から始まった御影堂修復工事はいよいよ大詰めを迎えています。
いよいよ今年の7月16日に御影堂を覆う仮屋根が南に移動し、修復された御影堂が姿を現します。

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2004年の11月に御影堂が完全に仮屋根に覆われてからもう4年以上が過ぎました。
4年も経つと御影堂がどんな様子だったか忘れちゃいました。

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現在、御影堂を覆っている仮屋根は2009年7月16日以降はこの阿弥陀堂の上に移動します。
阿弥陀堂の修復は2011年の親鸞聖人御遠忌法要後に行われると東本願寺のサイトにありました。
それにしても見事な紅葉と黄葉ですね~

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北には金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)黒谷と真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)真如堂が見えます。
平安神宮の朱の鳥居の上が1860年再建の黒谷山門でその左上が1944年(!)再建の御影堂です。
御影堂の上に見えるのは真如堂三重塔で右端に見えるのが黒谷の三重塔です。

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東には清水寺が見えました。

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解説~

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