醍醐寺万灯会
2009.8.5,京都市伏見区の醍醐寺五重塔です。
毎年8月5日は先祖と精霊供養の灯がともされる中で醍醐寺の伽藍を夜間参拝できます。
951年建立の醍醐寺の五重塔は幾度の修繕と三度の解体修理を経て現在に至っているそうです。
特に1527年の大永の解体修理、1597年の秀吉の寄進修理、1765年の明和の解体修理、1954年の昭和の大修理は
資料にその様子が記されているとのことです。
五重塔の高さは相輪天から側柱石口までの高さが125.95尺とあるので、
これをメートル換算した38メートル17センチが正確な醍醐寺五重塔の高さと言えそうです。
参考 醍醐寺大観 2002 岩波書店
おまけ
こちらは2007.8.5の醍醐寺万灯会の様子です。
この時は手前の木がありましたが、今はもう剪定されているので五重塔がすっきり見えるようになりました。
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